PhraseTrainer マニュアル

自分の好きな動画・音声素材で発音をトレーニングする Web アプリ、PhraseTrainer の全機能マニュアルです。初めての方は「基本フロー」から、機能を調べたい方は左の目次から該当セクションへどうぞ。

1. PhraseTrainer とは

映画・ドラマ・ポッドキャスト・会議録音 — どんな素材でも、聞きたい箇所だけを切り出し、繰り返し聞いて、自分の発音を録音・AI 分析できる発音トレーニングアプリです。

従来の発音学習アプリとの違い:

  • 教材が固定されていない。あなたが実際に話したいフレーズで練習できる(BYOC: Bring Your Own Content)
  • 練習したフレーズはすべて永年保存され、いつでも再練習・書き出しできる
  • PC でもスマホでも使える
  • BGM や環境音を分離して、セリフだけに集中できる(Voice 抽出)
  • 日本語 / 英語 UI に対応(ドイツ語・フランス語は対応予定)
ご利用にあたって: PhraseTrainer は、ご自身で録音・作成した素材、適法に保有しているファイル、または権利処理済み・パブリックドメインの素材を学習目的でご利用いただくサービスです。配信サービスから利用規約で許可されていない手段で取得した素材の投稿はお控えください。1 フレーズは最大 30 秒以内です。詳細は 利用規約 第 7・8・17 条をご参照ください。

2. 基本フロー

Step 1: SETUP(PC 推奨)
  動画/音声をドロップ → 波形で範囲選択 → フレーズ登録

Step 2: PRACTICE(PC / スマホ)
  原音を繰り返し再生 → 録音 → AI が聞き取った発話を即時表示
  → 原音と並列比較 → 必要に応じて評価 & AI 解説

Step 3: HISTORY(PC / スマホ)
  過去のフレーズを選択 → 再練習 → スコア比較
  → 学習状態(未学習/学習中/完了)で進捗管理
  → Active / Library でフレーズを整理

PC で素材を準備し、スマホで練習する、という使い分けが可能です。

3. Setup — フレーズの切り出し

動画・音声ファイルをドラッグ&ドロップして、練習したい区間を切り出します。

  • 大容量ファイルでも高速 — ブラウザ内で処理し、必要な区間だけをアップロードします
  • 波形を見ながら開始・終了点(A-B 点)を直感的に設定
  • 「区間を切り出してアップロード」ボタンは、範囲を選んで初めて押せます(波形をドラッグ、または字幕行をダブルクリックして A-B を指定)。範囲を選んでいないときはボタンが無効になり、誤って意図しない区間がアップロードされるのを防ぎます
  • SRT ファイル(字幕)があれば自動で読み込み、セリフ単位で切り出せます
  • 二か国語など複数の音声トラックを持つ動画では、英語の音声トラックが自動的に選ばれます波形・プレビュー再生・切り出しはすべて英語になります(音声が1本の動画は従来どおり。言語を選ぶ操作は不要です)。マルチトラック動画のプレビューでは映像はそのまま表示され、音だけ英語トラックに同期します(日本語が既定の動画でも英語が再生されます)
  • 切り出した区間にはタグを付けられます(タイトルタグ / フレーズタグの 2 系統)

ライブラリ — フォルダから一括読み込み

左の「ライブラリ」パネルにある「フォルダを開く」ボタンから、フォルダ単位で素材をまとめて読み込めます。

  • フォルダ内の複数の動画・音声ファイルを一度に登録できます
  • 同じフォルダに SRT 字幕ファイルが入っていれば、対応する動画・音声と一緒に読み込まれます(動画と SRT のファイル名を揃えておくと確実に紐付きます)
  • サブフォルダがある場合は、サブフォルダ単位でグループ分けして表示されます

1 ファイルずつドラッグ&ドロップする代わりに、ドラマ 1 シーズン分・ポッドキャスト数十話分をまとめて取り込めます。

SRT 字幕からの自動範囲選択

SRT 字幕ファイルを読み込むと、Setup タブに字幕(セリフ)の一覧が表示されます。

  • 字幕の行をダブルクリックすると、その字幕の時間範囲が A-B 点(開始・終了)に自動でセットされます
  • 波形を手でドラッグして範囲を合わせる必要がなく、セリフ単位で正確かつ素早く切り出せます
  • 字幕行にもタグを付けられ、検索・フィルタで目的のセリフをすぐ見つけられます

チェックボックスで複数のセリフをまとめて切り出し

1 行ずつダブルクリックする以外に、複数の字幕を選択して一度にまとめて切り出すことができます。ニュース 1 本・ドラマ 1 話から、練習したいセリフを効率よく一括登録できます。

  • 各字幕行のチェックボックスで練習したいセリフを複数選択します
  • 「選択を切り出し」ボタンを押すと、選んだセリフを最大 10 件までまとめて切り出し、History に一括保存します
  • まとめて切り出せる件数は min(10, プランの残り枠) です。Active フレーズの上限に近いときは、残り枠の分だけ切り出されます
  • 30 秒を超えるセリフは自動でスキップされます(1 フレーズ最大 30 秒のため)
  • まとめて切り出した後も Setup タブに留まり、結果がバナーで表示されます(練習画面には自動遷移しません)
  • 切り出し中は字幕一覧の上に進捗バー(「切り出し中… 3 / 10」)が表示され、終わるまで一覧の操作はできません。このページを開いたままお待ちください(途中でページを離れると切り出しが中断します)
  • 進捗バーが消えて結果バナーが出れば完了です。音声解析はサーバ側で自動的に続き、その後はこのページを離れても問題ありません
すでに切り出した字幕行には 「✓ 済み」が表示され、チェックできなくなります(重複切り出しの防止)。複数回に分けて作業しても、どのセリフが登録済みかひと目で分かります。「全選択」も済みの行は自動的にスキップします。1 行だけのダブルクリック切り出しは従来どおり使えます。
字幕の無い区間を波形ドラッグで切り出した場合(文字は STT で自動認識)も字幕一覧に追加されます。このとき、追加された行は動画内の時刻順(登場順)の正しい位置に挿入され、番号も振り直されます。早い場面を後から切り出しても末尾に付くことはありません(History の採番バッジ #03 (06:32) の並びとも一致します)。

切り出した区間をあとから修正する

切り出したフレーズの区間(開始・終了)を変えたくなったときは、作り直さずにその場で上書き更新できます。

  • 「✓ 済み」の行の右端にある 「✎」(修正)ボタンを押すと、そのフレーズの区間が A–B に読み込まれ、修正モードになります
  • A–B(開始・終了)を調整し、「更新」を押すと、同じフレーズ 1 件が新しい音声・区間で上書きされます(新しいフレーズは増えません)
  • 更新内容は Practice・History・ディクテーションに即時反映されます。古いデータは残さず、常に最新の内容だけを保持します(Export しても最新が出力されます)
  • やめるときは「キャンセル」。区間を変えずに音声だけ録り直したい場合も同じ手順で更新できます

読み込んだ字幕の「変更」と「クリア」

読み込んだ SRT 字幕は、別のファイルに切り替えたり、完全に削除したりできます。

  • 「変更」ボタン(ファイル名の右): 表示中の字幕一覧をいったん閉じてドロップゾーンに戻ります。別の .srt / .json ファイルを読み込んで差し替えるときに使います
  • 「クリア(DB から削除)」(「保存」隣の メニュー内): 表示中の字幕を破棄し、保存済みのデータも削除します。確認ダイアログで「OK」を押すとドロップゾーンに戻り、同じ動画を次に開いても字幕は復元されません
字幕は読み込むと自動的に保存され、同じ動画を再び開いたときに自動で復元されます。間違った字幕を読み込んでしまったときや不要になったときは、「クリア」で完全に削除できます。

長い字幕のページ表示

字幕が非常に多い動画(200 行超)では、字幕一覧が1 ページ 200 行のページ表示になります。一覧の下の ◀ ▶ でページを移動できます。これは、字幕が多い動画で波形の Zoom や区間ドラッグが重くなるのを防ぐためです。検索は全ページを横断して効き、字幕行をダブルクリックして波形に反映したときなどは自動でその行のページへ移動します。200 行以下の字幕はこれまでどおり全件をそのまま表示します。

字幕行の編集(結合・分割・削除)

読み込んだ字幕は、行単位で整えられます。各字幕行の右端に、操作アイコンが並んでいます。区切りが不自然な字幕でも、練習しやすい単位に調整してから切り出せます。

  • 結合(上矢印アイコン): その行をすぐ上の行と 1 行にまとめます。時間は「上の行の開始 〜 この行の終了」、テキストとタグは連結されます。1 文が 2 行に分かれている字幕を 1 つにするときに使います(先頭行には表示されません — 上に結合相手が無いため)
  • 分割(ハサミアイコン): その行を2 行に分けます。開いたウィンドウで単語の区切り位置をクリックして指定すると、時間が文字数に応じて按分され、タグは両方の行に引き継がれます。長いセリフを 30 秒以内の単位に割るときに便利です
  • 削除(ゴミ箱アイコン): その字幕行を一覧から削除します。不要なセリフ(効果音や話者表記など)を取り除くときに使います
アイコンにマウスを乗せると、結合=青、分割=ピンク、削除=赤に色が変わります。操作後は行番号が自動で振り直されます。
1 フレーズは 最大 30 秒。長いセリフは複数フレーズに分割してください。これは AI 解析の精度が安定する範囲であり、学習目的の短い断片利用に限定する設計です。
Active フレーズが上限(Regular 200 / Pro 500)に達しているときは、切り出しボタンが無効になります。History タブで練習しないフレーズを Library に移すと、新しいフレーズを追加できます(5 章参照)。

📱 iPhone / iPad で大きな動画を扱うとき

iPhone / iPad の Safari / Chrome は タブごとに約 1〜1.5GB のメモリ制限があり、大きなファイル(目安: 700MB 以上)を読み込むとブラウザが落ちたり、タブが自動で別の画面に切り替わったりすることがあります。

  • 推奨される使い方: 大きな動画(映画 1 本・ドラマ 1 話など)は PC でフレーズを切り出して登録し、できあがったフレーズを iPhone / iPad で練習する
  • iPhone / iPad は 練習用デバイスとして設計されており、Setup(切り出し)は補助的な利用を想定しています
  • 700MB を超えるファイルを iPhone で読み込もうとすると、警告ダイアログでブロックされます(クラッシュループ防止のため、続行ボタンはありません)
  • 数百 MB 程度の短い動画・音声であれば iPhone でも切り出しは可能です
PC で切り出し → iPhone で練習、の組み合わせが最も快適です。フレーズデータはクラウド経由で自動同期されるので、PC で作成した直後に iPhone で開けば最新の状態で練習を始められます。

4. Practice — 練習・評価・AI 分析

再生

  • 原音の繰り返し再生(1 回 / 2 回 / 5 回 / 無限リピート)
  • 原音 / Voice 版 / ノイズ除去版の切替
  • 波形上で特定の単語だけをピンポイント再生(範囲選択、タッチ操作対応)
  • ▶ / ⏸ 切替ボタン — 再生中はボタンが停止アイコンに変わり、ワンタップで止められます

録音

  • 録音ボタン、ホットキー、フットペダルのいずれでも開始 / 停止
  • 連続録音でも発話の冒頭が切れにくい設計
  • トリミングで録音の不要部分をカット
  • 録音停止直後、評価ボタンを押さなくても 1〜2 秒で「AI が聞き取った発話」が表示されます

ANALYSIS パネル — 2 つのゾーン

Practice 画面の ANALYSIS パネルは、録音しなくても読める「お手本の情報」録音するたびに変わる「あなたの結果」を、2 つのゾーンに分けて表示します。

  • 📘 原音の分析(固定・録音不要) — 難易度・音声変化ルール・翻訳・原音の単語/音素は、フレーズを開いた時点で表示されます。録音する前に「この文はどこが難しいか」を把握できます。
  • 🎤 あなたの評価(録音ごと・履歴に残る) — スコア・並列比較・発音アドバイスは、録音して評価するたびに更新され、履歴に残ります。
録音前は 🎤 ゾーンはプレースホルダー表示で、📘 ゾーンだけが埋まっています。「もう一度」で録音し直すと、📘(お手本)は保ったまま 🎤(あなたの結果)だけがリセットされます。

難易度バッジ

各フレーズには難易度バッジ(易 / 中 / 難)が表示されます。リエゾン・脱落・弱形などの音声変化や音素の複雑さから自動算出した「発音の難しさ」の目安です(0〜100 の内部スコア、100 が最難)。History の各カードにも「難度 NN」として表示され、難しいフレーズを優先的に選ぶ目安になります。

⏳ 分析中… と 🔄 再解析する

原音の音素アライメント(発音ルール・難易度の算出)は、そのフレーズを初めて Practice で開いたときにサーバ側で実行されます。処理には数十秒かかることがあり、その間は 「⏳ 分析中…」と表示されます。少し待つと自動で結果が埋まります。

  • 解析が未完了・または失敗したフレーズには 「🔄 再解析する」ボタンが表示されます。押すと解析をやり直せます。
  • 原音が短すぎる・無音などで解析できないフレーズでは、発音ルールが表示されないことがあります。
過去に作成した古いフレーズで「難易度 — / 発音ルールなし」になっていた場合も、Practice で開くと自動で解析が走り、次回からは難易度と発音ルールが表示されます。

比較 & 評価

  • 並列比較 — 原音と自分の発音を単語単位で並べ、違う単語を色分けハイライト
  • IPA 表記 — 音素列を国際音声記号で表示(例: h ə l oʊ)。比較テーブルの「IPA ⇄」ヘッダで ARPAbet 表記(HH AH0 L OW1)に切替できます
  • Cambridge Dictionary 連携 — 原音の単語をクリックすると Cambridge 辞書(米式)が新規タブで開きます
  • 波形連動 — 波形上の単語枠の色も比較結果に連動します
  • F0(ピッチ)曲線 — 原音と自分のイントネーションを視覚的に比較

AI 発音評価は 5 つの指標 + 総合点で自動スコアリングされます:

指標内容
Similarity原音との音響的類似度
Accuracy音素レベルの正確さ
Fluency流暢さ・自然なリズム
Completeness全単語の網羅度
Prosodyイントネーション・強勢
Total5 項目の総合点(100 点満点)

各指標ラベルにマウスオーバーすると、選択中の UI 言語で説明が表示されます。

AI 解説・翻訳

  • AI 発音アドバイス — 「✅ オリジナルどおり発音できた単語」と「🎯 つまずいた単語(チャレンジ)」を明示し、チャレンジした単語には1 語ごとに具体的な練習方法のアドバイスを表示します。自然な音声変化(連結・同化・脱落・フラップ T・弱形)の用語で解説し、選択中の UI 言語で返されます
  • AI 翻訳・品詞分解・文法ポイント — 字幕の英文を AI が日本語訳 + 品詞分解 + 文法ポイントの 3 部構成で解説。新規セグメント作成後にバックグラウンドで自動生成され、ANALYSIS パネルの「翻訳」セクションに表示されます。品詞分解は出現順にすべての単語を列挙し、各語に品詞名と日本語訳を必ず併記します(例: execute: 動詞(実行する))。基本語も含めて訳が付くので、どの語に意味が付くか迷うことがありません
  • 音声変化ルール検出 — リエゾン・脱落・弱形・フラップ T を自動検出してハイライト

Analysis 項目の折りたたみ

単語比較・翻訳・音声変化ルール・AI 解説など、Analysis(分析)の各項目は、セクション見出しをクリックすると折りたためます(▼ / ▶ アイコン)。情報が多いと感じるときは、使わない項目を畳んでシンプルな表示にできます。よく使う項目だけを開いた状態にしておくと、画面がすっきりします(学習曲線は折りたたみ対象外です)。

集中モード(オリジナルを隠す)

Original セクション右上の「隠す」ボタンで、波形上の単語ラベル・字幕テキスト・AI 認識結果のオリジナル側を一括非表示にできます。録音側は表示されたままなので、「テキストを見ずに耳だけで発音 → 後で答え合わせ」というディクテーション学習が可能です。設定はブラウザに保存されます。

5. History — 履歴と Active / Library 管理

過去に練習したすべてのフレーズが履歴に保存されます。

  • いつでもワンタップで再練習 — 原音も録音もスコアもすべて再現
  • スコアの推移を学習曲線グラフで確認
  • タグ・日付・テキストで検索・フィルタリング

メディア内の採番バッジ #03 (06:32)

同じ動画・音声から切り出したフレーズには、#03 (06:32) のような採番バッジが付きます。

  • #03 = そのメディア内で再生時刻の早い順に振った通し番号です(例: その動画の中で 3 番目に登場するフレーズ)
  • (06:32) = 元の動画でそのフレーズが始まるタイムコードです
  • 後から間に別のフレーズを切り足して番号がずれても、タイムコードで実際の位置が分かるため、どのシーンのフレーズか迷いません

採番バッジは History カードと Practice 画面のヘッダー(タイトル名 + 番号)の両方に表示されます。

前後のフレーズへ送る(◀ ▶)

Practice 画面のヘッダー(採番バッジの左)に ◀ ▶ ボタンが出ます。History に戻らなくても、同じタイトル(同じ動画・音声)のフレーズを採番順に行き来できます。録音 → 次へ → 録音…とテンポよく練習を回せます。

  • 送り対象はそのタイトルの Active なフレーズだけです(Library のフレーズは飛ばします)。これは「次へ」を押すたびに Active 化の確認が出ないようにするためです
  • キーボードの ← / → でも前後送りできます(設定画面でキーは変更でき、フットペダルにも割り当てられます)
  • 先頭・末尾のフレーズではそちら側のボタンが無効になります。同じタイトルに Active なフレーズが 1 つしかないときはボタン自体が出ません
  • 未評価の録音がある状態で前後送りすると、「移動すると録音が失われます」という確認が出ます

タグの絞り込み(タイトル選択でフレーズタグを縮小)

タグが増えてくると一覧が長くなります。History でタイトルタグを選ぶと、フレーズタグの一覧がそのタイトル配下のものだけに自動で縮小され、関係するタグだけが見やすく表示されます。

  • フレーズタグが多い場合は検索ボックスでタグを絞り込めます
  • 一定数を超えるタグは折りたたまれ、「すべて表示」で展開できます

学習状態(未学習 / 学習中 / 完了)

フレーズには、習熟度を自分で管理するための学習状態バッジ(カード左側)が付きます。これは下記の Active / Library(練習枠の管理)とは別の軸で、純粋に「自分がどれだけ仕上げたか」を表します。

状態意味
未学習グレーまだ録音していない
学習中琥珀(オレンジ)練習中
完了仕上がった(自分で確定)
  • バッジをクリックするたびに 未学習 → 学習中 → 完了 → 未学習 … と切り替わります
  • 初めて録音すると自動的に「学習中」になります(未学習のときだけ。学習中・完了は録音で下がりません)
  • 「完了」は自分で手動でつける状態です(自動では完了になりません)
  • History 上部の「学習: すべて / 学習中 / 完了」フィルタで状態ごとに絞り込めます。Active / Library のフィルタとは別の行にあり、両方を組み合わせて使えます
Practice 画面のヘッダーにも学習状態バッジが表示され、録音した直後に「学習中」へ変わります。「完了」にしたフレーズだけを後で見直す、といった使い方ができます。

Active と Library

フレーズは ActiveLibrary の 2 層で管理されます。これは課金・練習枠の軸で、上の学習状態とは独立しています。

役割上限
Active練習・AI 評価の対象Regular 200 / Pro 500
Library永年保存の保管庫無制限
  • History タブ上部の「すべて / Active / Library」で表示を切替えられます
  • 各フレーズ右側の Active / Library トグルスイッチで切替えできます(緑 = Active)。スイッチをタップすると Active ⇄ Library が切り替わります
  • 右上に Active の残量カウンタが表示されます
  • Library のフレーズをクリックすると、Active 化してから練習を始めるか確認されます
テーマ別の運用が可能です。例えば「今月は BTS のフレーズを Active に、来月は TED に入れ替える」といった使い方ができます。フレーズは Library に永年保存されるので、過去のフレーズを失うことはありません。

🎧 ディクテーション練習

History の絞り込み条件(表示 / 学習 / タグ / 検索 / 並び / 日付)のすぐ下にあるスイッチを ON にすると、リストがディクテーション一覧に切り替わります。いま絞り込んでいる結果が、そのまま練習する教材セットになります(Active / Library を問わず再生できます)。

  • 各行は2 段表示です — 1 段目=原音テキスト2 段目=日本語訳(品詞分解・文法解説は含まず、訳文だけを抜粋して表示します)
  • 各行右端の小さな ▶ ボタンで、その行の原音を再生できます(聞き取り中心の簡易ディクテーション。波形は出ません)
  • 一覧の上の「原文を隠す」「翻訳を隠す」トグルで、その段をマスクできます(それぞれ独立)。隠したセルは「タップで表示」になり、クリックでその行だけ開閉できます。聞き取って → 思い出して → 開いて答え合わせ、という練習ができます
  • 翻訳がまだ生成されていないフレーズは、その段が表示されるときに自動生成されます(追加の消費はありません。隠したままなら生成もしません)
  • 各行左側の採番バッジ(#01 など)・タイトル名の部分をクリックすると、そのフレーズがそのまま Practice で開きます(通常の History 一覧と同じ動線)。聞き取り練習の途中で「このフレーズを録音して練習したい」と思ったら、その場ですぐ Practice に移れます(原文・翻訳のセルのタップは従来どおり答え合わせ用です)
PC ではキーボードで操作できます — Space:再生 / ↑↓←→:移動 / Enter:カーソル行の表示・非表示(操作対象の行がハイライトされます)。スマホはタップ操作のみです。

📒 単語帳(Vocabulary)

Practice の AI 分析にある品詞分解では、各単語の左端にチェックボックスが付きます。覚えたい語にチェックを入れると、その瞬間の語・訳・発音記号(IPA)をそのまま単語帳に保存します(あとで翻訳が変わっても、保存した内容は安定して残ります)。チェックを外せば解除されます。

チェックボックスは品詞分解が生成されているフレーズに表示されます。まだ翻訳が無いフレーズや古い形式のフレーズでは品詞分解が出ないことがありますが、その場合は分析欄の「翻訳・品詞分解を生成」ボタンを押すと作り直され、チェックボックスが付きます。

History の絞り込み条件のすぐ下にある「📒 単語帳で復習」スイッチを ON にすると、リストが単語帳に切り替わります。いま絞り込んでいる結果(タイトル / タグ / 日付など)に属する語だけが対象になります。並び順も History のソート(採番順 / 新しい順 / 古い順)に追従します(語に意味を持たないスコア順 / 難易度順を選んだときは採番順で表示します)。

  • 一覧表示 — 各語を語 + IPA / 訳の 2 段で並べます。各語の 🔊 ボタンでその場で発音を再生(端末内蔵の音声を使用)。語をクリックすると Cambridge 辞書でも開けます
  • カード表示(フラッシュカード) — 1 枚ずつめくって暗記。カードをタップで表(語+IPA)⇄裏(訳)を反転、◀ ▶ で前後に移動します。スマホでは左右フリック(スワイプ)でも前後に送れます(左で次・右で前。小さくタップすれば反転)。開始面(語から / 訳から)はボタンで切り替えられます。「🔀 ランダム」ボタンでカードの順番をランダム表示にできます(カード表示のときだけ。もう一度押すと元の並びに戻り、押すたびに新しい順序になります)。キーボードでも操作でき、←→(↑↓)でカード移動 / Enter で表裏反転 / Space で発音(端末内蔵の音声)が使えます
  • CSV 書き出し — 「CSV出力」ボタンを押すとウィンドウに CSV テキストが表示されます。「コピー」で全文をコピーして Quizlet / Anki にそのまま貼り付けられます(「ファイル保存」で CSV ファイルとしても保存可能)。内容は「語 + IPA」「訳」の 2 列で、区切り文字を選べます(表と裏のあいだ = タブ / カンマ、カードのあいだ = 改行 / カンマ / セミコロン。既定は Quizlet・Anki 標準の「タブ + 改行」)

6. Export — ライブラリの書き出し

フレーズライブラリ全体を、自己完結型のアーカイブとして書き出せます。永続的にあなたのもの — 解約後も学習資産が手元に残ります。

  • Regular: CSV / Excel — フレーズのテキスト・タグ・スコア・音声リンクを CSV と Excel ファイルで出力
  • Pro: HTML フルアーカイブ — 原音・Voice 版・ノイズ除去版・学習者録音・全分析データを含み、ブラウザで完全動作する ZIP パッケージ。index.html を開くだけで波形・F0・分析・学習曲線・音声再生がオフラインで利用できます

Export は ⚙ 設定モーダル内の「ライブラリ管理」から実行します。

  • 解禁条件: 連続契約 30 日経過後
  • 回数: 30 日あたり 2 回まで。処理は順次(同時 1 件)実行されます
  • 生成された ZIP は 7 日間ダウンロード可能です

アーカイブの考え方

Export(アーカイブ)と、オンラインのサービス(練習・AI 評価・プレビュー)は役割が分かれています。両方が組み合わさることで「学習資産は一生あなたのもの/サービスは常に最新」を両立します。

  • アーカイブはその時点のスナップショットです。書き出した後に練習しても、既存の ZIP には自動では反映されません。最新の記録を残したいときは、オンラインで練習を続けるか、改めて Export してください。
  • 取り込み(Import)機能はありません。過去のフレーズは Library にすべて永年保管されています。いつでも「Active に戻す」だけで再び練習・AI 評価できるため、アーカイブから読み込み直す必要はありません。
  • アーカイブはオフラインで完全動作します。原音・ノイズ除去版(Pro はさらに Voice 版・学習者録音・分析データ・HTML ビューア)が手元に残り、解約後もネット接続なしで再生できます。
  • 最新の AI 評価や再解析はオンライン側で行います。アーカイブは「持ち出し・保管用」、オンラインは「練習・評価・改善用」と覚えておくと迷いません。

7. 音声処理 — Voice 抽出・ノイズ除去

Voice 抽出(Pro 専売)

映画・ドラマの BGM や効果音を AI で分離し、セリフだけを抽出します。BGM が大きい素材でも、聞き取りやすいクリーンな音声で練習できます。抽出後は「原音」と「Voice 版」を切替えられます。

ノイズ除去(全プラン)

エアコン・ファン・ヒスノイズなど録音環境のノイズを自動で除去します。原音とノイズ除去版を切替えられ、Voice 抽出と併用するとさらにクリアになります。

8. 設定・ホットキー・フットペダル

ツールバー右上の ⚙ ボタンから設定モーダルを開けます。

  • ホットキー — スペース = 再生、R = 録音、E = 評価 など。キー割当てはカスタマイズ可能
  • テーマ — ライト / ダーク
  • 言語 — UI 言語切替(日本語 / English)
  • フォントサイズ — 小 / 中 / 大
  • 発音比較 — 比較で無視する記号(. , ! ? ; : など)をカスタマイズ
  • フットペダル — USB フットスイッチで再生・録音をハンズフリー操作(両手が塞がっていても操作可能)

9. プラン & 料金

機能Free(20 日トライアル)RegularPro
月額無料¥1,100¥2,200
Active フレーズ20200500
Library(保管)無制限無制限
AI 評価30 回(総量)200 回 / 月400 回 / 月
練習・AI 認識100 回(総量)1500 回 / 月無制限
Voice 抽出10 回(総量)✗(Pro 専売)無制限
ノイズ除去
Library ExportCSV / ExcelHTML フルアーカイブ

アップグレードは LP の料金カード、またはログイン後の右上メニュー「Upgrade」から行えます。決済は月額 / 年額(20% 引)を選択でき、Stripe による即時反映です。解約は「サブスクリプション管理」から行え、次回請求日まで現在のプランが有効です。

プラン内容は将来変更される可能性がありますが、契約済みユーザーは契約時点のプラン条件が維持されます(新プランへの自動切り替えはありません)。

10. スマホでの利用

  • スマホからアクセスすると、自動的に History タブが開きます
  • PC で素材を準備し、スマホで練習する使い分けが可能
  • スマホのマイクは PC より高音質な場合が多く、録音品質が向上します
  • Setup タブのモバイル表示: 波形・Zoom のすぐ下に SRT 字幕一覧が並び、字幕を見ながら範囲を決めやすくなっています。A-B 時刻・Reference・タイトルタグは波形の上の「詳細設定」で折りたたみ(必要なときだけ開く)、切り出しボタンは画面下に常駐します。字幕行をタップすると波形の範囲が動くので、折りたたんだままでも操作できます。SRT の各操作(変更・文字サイズ・マーカー・保存・検索)も「SRT オプション」に折りたたみ、字幕一覧をできるだけ広く表示します。
  • 波形のタッチ操作(範囲選択・再生・トリミング)に完全対応

11. 既知の問題(β 版)

  • 古い iPad(iOS 14 以前): 初回再生時にクリック音が入ることがあります(2 回目以降は発生しません)
  • Safari の一部バージョン: 録音開始直後の 100ms 程度が欠ける場合があります
  • Voice 抽出: クラシック音楽や大音量 BGM が混ざる素材では、セリフの一部が薄くなることがあります
  • 月次の録音上限カウンタ: フレーズを削除しても録音回数のカウントは戻りません(カレンダー月単位で自動リセットされます)

12. お問い合わせ

  • メール: [email protected](原則 1 営業日以内に返信)
  • 不具合報告: スクリーンショット + 操作手順を添えていただけると特定が早まります
  • 機能要望: 大小どんな内容でも歓迎します

ご登録前に 利用規約 / プライバシーポリシー / 特定商取引法に基づく表示 もご確認ください。

13. 更新履歴(What's New)

PhraseTrainer に最近加わった主な機能・変更の一覧です(新しい順)。各項目の詳しい使い方は、リンク先のセクションをご覧ください。

日付更新内容詳細
2026-06-21🎧 ディクテーション練習で、各行左側の採番バッジ・タイトル名をクリックすると、そのフレーズをそのまま Practice で開けるようにしました(通常の History 一覧と同じ動線)。聞き取りの途中で「このフレーズを録音して練習したい」と思ったら、その場ですぐ Practice に移れます(原文・翻訳セルのタップは従来どおり答え合わせ用)。5. History
2026-06-09字幕が非常に多い動画(200行超)で、SRT 一覧を200行ごとのページ表示にしました(一覧下の ◀ ▶ でページ移動)。長い字幕でも波形の Zoom・区間ドラッグが軽くなります。検索は全ページ横断で効き、200行以下の字幕は従来どおり全表示です。3. Setup
2026-06-08字幕の無い区間を波形ドラッグで切り出したフレーズが、字幕一覧の時刻順(登場順)の正しい位置に挿入されるようになりました(早い場面を後から切り出しても末尾に付かず、番号も自動で振り直されます)。3. Setup
2026-06-07単語帳のカード表示に「🔀 ランダム」を追加。カードの順番をランダムにして暗記できます(カード表示のときだけ。もう一度押すと元の並びに戻ります)。5. History
2026-06-07二か国語など複数音声トラックの動画に対応英語の音声トラックを自動採用し、波形・プレビュー再生・切り出しがすべて英語になります(言語を選ぶ操作は不要。日本語が既定の動画でも英語が再生されます)。3. Setup
2026-06-07単語帳の復習を強化: 並び順が History のソート(採番順 / 新しい順 / 古い順)に追従するようになりました。さらにスマホではカードを左右フリック(スワイプ)で前後に送れます(左で次・右で前)。5. History
2026-06-07切り出しの誤アップロードを防止範囲を選んだ時だけ「区間を切り出してアップロード」ボタンが有効になり、メディアを切り替えると前回の参照テキストが残らないようにしました(Setup 左の「Previous Reference」表示も整理)。3. Setup
2026-06-07スマホ(iPhone)の Setup 画面を最適化。波形・Zoom のすぐ下に SRT 字幕一覧を表示して見比べやすくし、A-B / Reference / タグは「詳細設定」に、SRT 操作(変更 / 文字 / マーカー / 保存 / 検索)は「SRT オプション」にそれぞれ折りたたみ、切り出しボタンを画面下に常駐させました。10. スマホでの利用
2026-06-06単語帳の復習を強化: カード表示にホットキーを追加(←→ で移動 / Enter で表裏反転 / Space で発音)。CSV 出力で区切り文字を選べるように(表と裏 = タブ / カンマ、カードのあいだ = 改行 / カンマ / セミコロン)。5. History
2026-06-06単語帳を強化: 各語に🔊 発音ボタン(端末内蔵音声)を追加。CSV はウィンドウ表示になり、コピーして Quizlet / Anki へそのまま貼り付け可能に(ファイル保存も継続)。品詞分解が無いフレーズには「翻訳・品詞分解を生成」ボタンを表示してチェックを付けられるように。History のソートの既定を「採番順」に変更。5. History
2026-06-06📒 単語帳(Vocabulary)を追加。Practice の品詞分解の各語のチェックで語・訳・IPA を保存し、History の「単語帳で復習」スイッチで一覧 / フラッシュカード復習。CSV 書き出し(Anki / Quizlet 対応)も可能です。5. History
2026-06-06ANALYSIS の品詞分解で、すべての単語に日本語訳を必ず併記するように。これまで語によって訳が付いたり付かなかったりしていたのを解消し、基本語を含め一貫して意味が分かるようになりました。4. Practice
2026-06-06切り出し済みフレーズの区間をあとから修正できるように。「✓ 済み」行の「✎」から区間を調整して上書き更新(新フレーズを増やさず最新だけ保持、Practice / History に即時反映)。3. Setup
2026-06-06SRT のまとめ切り出し中に進捗バーを表示。終わるまで字幕一覧の操作をブロックし、誤操作による中断を防止。完了後は音声解析がサーバ側で継続する旨を案内。3. Setup
2026-06-04History に🎧 ディクテーション練習を追加。絞り込み結果を一覧表示し、各行に原音テキストと日本語訳を 2 段で並べ、右端の ▶ で原音を再生できます。「原文/翻訳を隠す」トグルで答えを隠し、クリックや Enter で答え合わせ(PC は Space / ↑↓←→ / Enter)。5. History
2026-06-04Practice 画面に前後送り ◀ ▶を追加。History に戻らず、同じタイトルの Active フレーズを採番順に行き来できます(キーボードの ← / → 対応)。4. Practice
2026-06-04フレーズの学習状態(未学習 / 学習中 / 完了)バッジとフィルタを追加。Active / Library をトグルスイッチに変更(緑 = Active)。5. History
2026-06-04発音解析の遅延化に伴い、初回 Practice 表示時の 「⏳ 分析中…」表示と、未完・失敗時の 「🔄 再解析する」ボタンを追加。4. Practice
2026-06-03同じ動画内での採番バッジ #03 (06:32) を追加。タイトル選択でフレーズタグを絞り込み(検索つき)。5. History
2026-06-02ANALYSIS を 「📘 原音の分析」/「🎤 あなたの評価」の 2 ゾーンに分離。難易度バッジ(易 / 中 / 難)と、単語ごとの発音アドバイスを追加。4. Practice
2026-06-01SRT 字幕の複数行まとめ切り出し、字幕行の結合・分割・削除に対応。3. Setup
2026-05-27iPhone / iPad で大きな動画を読み込む際の警告を追加(クラッシュ防止)。3. Setup
不具合の修正や内部的な改善など、画面に見えない変更はここには載せていません。ご要望・ご不明点は「12. お問い合わせ」からお気軽にどうぞ。